江戸時代、東廻り航路の寄港地に指定され、強風を避け順風を待つための風待ち港として栄えてきた、茨城最北端の平潟漁港。

天然の入り江を活かした良港です。その平潟漁港で底びき網漁が始まったのは明治時代のこと。今でも、県内有数のあんこうの漁獲高を誇るとともに、「常磐もの」と呼ばれ、その品質も市場で高い評価を受けています。そんな平潟漁港で底びき船を操るベテラン漁師・松川さんはこう言います。「平潟の海は昔からとっても豊か。餌が多く、そして海の底の質が良いんだよね。だからこの港で水揚げされる底びきの魚は特に旨いんだよ」。

また冬場は、あんこうをはじめ、寒ビラメやマコガレイといった多くの底魚が美味しくなる季節。低温にさらされることで脂の乗りが良くなり、引きしまった身を存分に楽しむことができます。