1. HOME
  2. 記事
  3. 2020年度の活動
  4. 茨城県天心記念五浦美術館

茨城県天心記念五浦美術館

1997 年11月8日開館。五浦の地に所縁のある、岡倉天心や横山大観をはじめとする作家たちの業績を顕彰し、優れた作品を鑑賞する場として広く親しまれてきた。

美術館の設計は日本を代表する建築家・内藤廣氏。「日本の渚100 選」にも名を連ねる五浦海岸。その海岸線と連なる屋の上にできるだけ建物のボリュームをおさえるよう設計計画は進められた。

「10 年ほど経ると建物レベルと植栽が同じになるように」との意図でエントランス全体の植栽を加えたという風景は、天心の意思を継ぐかのように、今まさに世界に誇るべき景観として企画展示と共に、美術を愛する世界中の人々へ開かれた場となっている。

2021年4月には空調工事を経て再開となる。ぜひ、新たな茨城県天心記念五浦美術館に乞うご期待。

会場エントランスロビーの天井、24 メートルスパンでトラス状に組まれたプレキャストコンクリートの梁は圧巻の見応え。エントランスの回廊を支えるエンタシス※ を思わせる柱と共に、この建築空間の味わって頂きたい大きな見処のひとつ。

※エンタシス(entasis):建築において円柱下部もしくは中間部から、上部にかけて徐々に細くした形状の柱。古代ギリシャの神殿建築で用いられたものが有名だが、東アジアの伝統建築でも似たようなテクニックが用いられており、日本語では「胴張り」と呼ばれる。

茨城県天心記念五浦美術館
茨城県北茨城市 大津町椿2083  Tel.0293-46-5311

http://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp

関連記事